2007年9月20日木曜日




 宮崎を襲った台風5号の大雨で延岡市の海岸に大量の流木が漂着、
撤去出来ないまま放置されている。
北浦や島浦の養殖場は流木影響で深刻な被害を受けました。

とくに、東海町の海岸は五ケ瀬川などからの流木が幾重にも重なり、
砂浜はもちろん岩場をも覆い埋め尽くすほどひどい状況です。

撤去ボランティアの募集もありましたが、報道での様子から判断し、
延岡アースデイでも呼びかけをしました。
新しく立ち上げた「市民間伐隊」も東海地区の応援をお願いしました。

9月8日日曜日の朝8時から、作業が始まったのですが、実際見ると
想像を超えています。あの美しい東海の磯が見る影もないのです。
見渡す限り流木とゴソの山です。中には大木も混ざっているようです。

重機や作業車が入れない場所なので、全てが手作業です。
腕に抱えるだけ持って、処理場所までもって行くのですが、
とてもとても進む訳がないです。
しかし、時間が経過するほどに自然とリレー運搬の列が出来て
効率が良くなってきました。さらにチェーンソーが何台も入り
重量級の流木も次々に解体され、運び出されていきます。

予定終了の昼にはほんの数百メートルですが、撤去完了しました。
厳しい残暑もあり、たった半日の作業でしたがグッタリです。

高千穂の山の方と前日にメールでやりとりしてましたが、
山もかなりの荒廃が進み、重ねて過去に例のないほどの
豪雨の結果、この流木の量になったのかと推測出来ます。
放置された人工林がいかにもろいか身にしみてわかりました。

0 件のコメント: